岩井田治行の『くまのアクセス上手♪』

興味を持った本と映画のレビューとイラストを描く♪

年賀状にネズミを描こう♪

 

 

 

年賀状2020年

Mice illustration

 

 

来年はネズミ年である。

十二支の初めに戻ったのだ。

12年という年月は、過ぎてみるとアッと言う間だった。

今から12年後のネズミ年には、

世の中はどう変わっているのだろう。

今より楽しい世の中になっているのだろうか?

などと考えてしまう年の瀬である。

 

さあ、ではネズミくんを描こうではないか♪

まずは、簡単にスケッチだ。

 

 

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どんなネズミを描こうかとスケッチを始めるが

なかなかしっくりする絵にならない。

 

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さらに2点ほど描いてみる。

右側のネズミくんが良いのではないかと思ったのだが…

結局、1枚目のスケッチ右下の絵に決定!

理由は特にない。

こういうのは感覚的なもので、これだな♪ と思うのである。

 

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水彩紙に透明水彩で着色するための鉛筆スケッチを描く。

 

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白く抜くところをマスキングインクで塗り、着色を始めたのだが…
実はこれは3枚目で、すでに2枚失敗している♪

水彩画というのは細部を描かないほうがいい。

出来るだけ太い筆で大雑把に描いたほうが生き生きとした絵になる。

あまりチマチマと色を塗り重ねると水彩画の魅力が失せるのだ。

もう大胆に、ザッザッと塗ったほうがいい。

最初の2枚はそう描いたのだが、

この絵で描きたいのはネズミくんのビミョ~な表情なのだ。

すると水彩の大雑把な塗り方では、このビミョ~な表情が弱くなる。

描こうと思えば描けるが、自分の絵らしくないのでやめた。

結局、淡彩で薄く色を置く方法に変更し、

輪郭線を生かすことにした♪

 

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ネズミくんの表情が出たので生き生きしてきた♪

輪郭線のジャマにならないよう控えめに色を置いていく。

塗り方は、ウエット&ウエットという滲みとボカシのミックス技法。

絵の主役を色から線に変更した。

 

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だいたい完成だが、

ネズミくんの上にアクセントとして乗せた小鳥がジャマなので、

削除することにした。

 

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完成である♪

なかなか可愛いではないか、と自画自賛

さて、誰に出そうかな。

というか… 今から出して、お正月に間に合うのだろうか♪

 

 

 

ネット上にあるネズミの画像を参考にさせていただきました

感謝!

 

 

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