岩井田治行の『くまのアクセス上手♪』

興味を持った本と映画のレビューとイラストを描く♪

笑うモンスター&インテリモンスター(水彩画新作♪)

 

フランケンシュタインの怪物を

別の角度から描こう!
 

 

 

フランケンシュタインの怪物は大好きな怪物ですが、

描いていると可哀想で可哀想で泣けてくる。

そこでお口直しに怪物を別の角度から描いてみました。

まずは笑顔のモンスターです。

 

劇中で怪物が幸せいっぱいの笑顔で笑うシーンがいくつかあります。

第1作では、少女と池で遊ぶシーン。

第2作では、森に住む盲目の老人と談話するシーンです。

 

ネットで参考写真を探しましたがありませんね。

この怪物の笑顔は好きなんですが、

やはり笑顔の怪物はインパクトがないのでしょうか?

 

仕方ないので想像で描くことにしました。

確か怪物が笑うとこんな顔になったと思います

 

 

さらにこの怪物は、意外とイケメンだったりします。

それだけではなく知性すら感じるのです。

そういう写真がこれです。

 


イケメンというだけでなく、インテリジェンスを感じませんか?

これは怪物を演じたボリス・カーロフ氏から滲み出るものでしょうね。

公園のベンチで一人静かに読書するインテリ。

そんなイメージすらあります。

 

映画の怪物は殺人者の脳を移植されてしまうので凶暴ですが、

演じたカーロフ氏がインテリっぽいので、

よくよく見ると知的な怪物と言えなくもありません。

こんな感じですね

 



写真を元に本物らしく描くのもいいですが、

写真のトレースになっては絵として面白くありません。

やはり創作は創り上げていく過程に面白さがあります。

 

写真を元に描くのはお金がかからず良いのですが、

写真に捕らわれてしまうのではなく、

自分の作品に仕立て上げていく方が楽しいと思います。

 

元になる写真はあくまで参考であり、

必要ないものは省略し、描きたいものを付け足していく。

最終的には元の写真と似ても似つかないものになるのが

理想ではないかと思います。

 

絵は創りものですから、

現実の形や色に捕らわれずに自由に描く方が良いです。

上手い下手も関係ありません。

描いていて楽しいと感じることが大切です。

 

 

 

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