ノンフィクションとイラスト
失敗って、どうよ? 誰だって失敗はしたくない。 シンドイし、カッコ悪いし、自信を失うし… とにかく苦痛です。 それでも失敗からしか学べないことがある。 学ぶために人類は失敗を繰り返してきた。 自分だけ無傷で済まそうとしても無駄なのだ。 だから失敗…
『レオン』のマチルダを描きながら 思うこと つらつら♪ 昨年の暮れに久しぶりに映画『レオン』を観てから なぜかヒロインのマチルダに心惹かれている♪ 2枚ぐらいの予定が、まだ描き足りません。 こうなったら飽きるまで描こうと思います♪ 描いていて思うん…
はずれ者が進化をつくる 稲垣栄洋 ちくまプリマー新書 ★★★★★ 面白い! 主に雑草を研究している植物学者稲垣栄洋氏の本だが、 若者(小学生から中学生ぐらい)を対象に書かれた植物学の本である。 1時間目から9時間目までの9つの授業形式で稲垣先生の講義…
自閉スペクトラム症 岡田尊司 幻冬舎新書 ★★★★★とても参考になる♪ まず、 ASD(自閉スペクトラム症)の『自閉』の意味が冒頭で説明されるが、 それを読んで目からウロコが落ちた。 発達障害での『自閉的』とは、人を避け心を閉ざすということではなく、 自分…
死は存在しない 田坂広志 光文社新書 ★★★☆☆ あまりピンと来ない♪ これまで霊能者やスピリチュアリストが語ってきた事柄と ほぼ同じことが語られているが、 語り手が現役のベテラン科学者であるところがミソ。 ではこれまで信じ難いと言われてきた死後の世界…
「善人」のやめ方 ひろさちや 角川Oneテーマ21 ★★★☆☆ ちょっと面白い視点がある♪ 宗教評論家ひろさちやさんによる生き方指南書。 主に仏教とイギリスの作家サマセット・モームから学んだ人生訓が書かれている。 著者によると、仏教とモームの主張には共通点…
ナマケモノに意義がある 池田清彦 角川oneテーマ21 ★★★★☆ 読むとホッとするかも♪ 生物学者池田清彦教授による5つのエッセイ集。 『怠けのススメ』『死』『正しい生き方』『いい人とは』『成功について』 この5つのテーマが書かれており、タイトルの『怠け…
第三次世界大戦はもう始まっている エマニュエル・トッド 文春新書 ★★★★ 難しかった! フランス人学者エマニュエル・トッド氏(専門は人類学らしい)が ロシアのウクライナ侵攻について考察した4章仕立ての本。 これはねえ…不勉強な私にはなかなかに難しく…
残暑お見舞い申し上げます 石や岩の多い荒地やサバンナに生息するミーアキャット。 この生物が果たして海水浴をするのだろうか? という疑問はさておき、 私は急にミーアキャットが描きたくなったのだ。 日本の海水浴場でも こんな姿を見ることができたら、 …
「物語」のつくり方入門 7つのレッスン 円山 夢久 雷鳥社 ★★★★ とっても参考になる! プロを目指さなくとも 自由自在に物語が作れたらどんなに楽しいだろう。 そう考える人は多数いるはず。 それには作家としての豊かな才能が必要だが、 個人的な楽しみで書…
可哀想な可哀想なモーツァルト♪ モーツァルトは「アマデウス」ではない 石井 宏 集英社新書 ★★★★★ 非凡すぎた才能♪ Wolfgang Amadeo Mozart モーツァルトは生前、このように署名した。 Amadeo「アマデーオ」またはその短縮系のAmade「アマデ」と書き、 自ら…
反日種族主義 李栄薫[編著] 文藝春秋 ★★★★ 読むべし! さあ、出ました。すっごい本が! もうね、いきなりですよ、いきなり。 韓国人はウソつきや~! と言い放ちます。 『韓国の嘘つき文化は国際的に広く知れ渡っています』(P.14) という言葉からこの本は…
間食ダイエット 森 由香子 文藝春秋 ★★★★ 実践しています♪ さて、ダイエット本である。 私にダイエットが必要かと問われれば、否! である。 だって太ってないもん。 にもかかわらず、なぜこのような本を読んだのか? それはね、検診で悪玉コレステくんが多…
江戸の可愛らしい化物たち アダム・カバット 祥伝社新書 ★★★★ なんだか癒されるぞ♪ 大分前に購入したまま積読になっていた本を読んだ。 これが意外と面白く、もっと早く読めばよかったと後悔した。 どんな本なのかと言えば、 つまりは化物について書かれた本…
ドナルド・トランプ/不動産王が行き着いた場所♪ ど~なる ドナルド?Hey, Mr.Donald! What will you do next? ★★ 風雲児 ★★ アメリカに稀に見る不人気大統領が誕生して久しい。 アメリカ国民の半分はそれを望み,半分は失望した。 その男はドナルド・トラ…
荒木飛呂彦の漫画術 荒木飛呂彦 集英社 ★★★★ 漫画家志望者向けの良書♪ 荒木さんの漫画は、 『ジョジョの奇妙な冒険(1)』と『ジョジョリオン(1)』を読んだのみで、 いずれも1巻以降は読む気になれなかった。 そもそもジャンプの漫画は、私には生理的に…
秋本治の仕事術 秋本治 集英社 ★★★ みんなの参考になるのかな♪ タイトル通り『秋本治の仕事術』の本。 人気マンガ家秋本治さんがどうやってマンガを描いてきたかが書いてある。 セルフマネジメント術から始まり、 時間術。コミュニケーション術。発想術。健…
憲法九条を世界遺産に太田光・中沢新一 集英社新書 ★★★★★ 必読!(前回のつづきです) ★★★★中沢さんは、この本の中で憲法九条を丘の上の修道院にたとえている。 普通に考えたらありえないものが、村はずれの丘に立っているというだけで、人の心は堕落しない…
憲法九条を世界遺産に太田光・中沢新一 集英社新書 ★★★★★ 必読! 爆笑問題の太田さんと思想家の中沢さんの対談本。前に一度読んだ本を改めて読み返した。なぜかと言うと、憲法改正が現実味を帯びてきているからだ。平和憲法と呼ばれる日本国憲法第九条と自衛…
孤独が君を強くする岡本太郎 興陽館 ★★★★☆志が高すぎる! 自分がどう見られているかじゃなくて、 自分はこれをやりたい、やる。 やりたいこと、やったことだけが自分なんだ。 これは岡本太郎が残した言葉のひとつだ。岡本太郎と言えば、『芸術は爆発だ!』と…
ネットのバカ中川淳一郎 新潮新書 ★★★★ ネットにはバカが多いので、みなさん気をつけましょう!ヘタをするとアナタもバカになっちゃいますよ!という本。 大きなお世話だと思う人には無縁の本かもしれない。私は日に平均して2~3時間程度しかパソコンをやら…
言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘 玲 新潮新書 ★★★★ - 前回の続き - ★ 遺伝するものは頭の善し悪しだけなのか? 否。 そらまぁね、体型とか性格とかいろいろ伝わっていくんじゃないのと。 私たちは親子がよく似ていることを知っている。 これははまぁ遺伝…
言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘 玲 新潮新書 ★★★★ ★ 『残酷すぎる真実』というサブタイトルは、月刊『波』に連載された時のもので、 それではインパクトがないということでこのタイトルになったようだ。 『言ってはいけない』と聞けば読みたくなるのが…